集団でのビーチクリーンについて
よく定期的なイベントとかでビーチクリーンをやっている。
あれはいったいなんの効果を狙ったものなのか、甚だ疑問である。
結論からいうと、僕はいらないと思う。
イベントでの運営コストで、車を走らせた方がよっぽど浜が綺麗になると思う。
確かに災害後の清掃や、緊急時の対応はイベントとしてのビーチクリーンは、
有効だと思う。
定期的なイベントのビーチクリーンに参加して、その後にも浜とか、
自分の家の周りとかの清掃活動に積極的に参加するような人は、
どれくらいいるのだろうか?
昨日、漕いだ後に浜のゴミ拾いをした。
先にゴミ拾いをしている人がいたので話をした。
その人はいつも拾っているらしく、手さばきが違った。
メインはカキ殻で、プラスチック類は興味が無いようだ。
僕は真逆でカキ殻は興味ないが、プラスチック類を拾った。
なんでカキ殻を拾っているのか聞いた所、
「踏むと足切るじゃろ〜。ワシもここ使うけえ拾っとる(^^)」
なるほど!!自分が利用するから綺麗にする。
「でもなあ、まだ水が冷たくて泳げんのんじゃ(^_^;)」
確かにまだ水着では寒いと思う。
そんなん言いながら、土のう袋4つ分くらいを集めていた。
僕もそうだけど、やっぱり人は自分がやりたいことしかしないのだと思う。
ビーチクリーンをどうしてもやらせたいのなら、
その対象がどうしてもやりたいという動機が必要。
その動機とはなんだろうか。
「自分の身の回りを綺麗にしておきたいから」
こんな感情が動機に繋がっていく。
すくなくとも僕はここからはじまっている。
定期的なイベントをやるくらいなら、
みんなで鍵山秀三郎さんの本を読むほうが、よっぽど身にしみる。
ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる | 鍵山秀三郎著 亀井民治編 | 書籍 | PHP研究所
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