小さなサインを読み取って、気象の変化を感じられるようになりたい。
天気予報ってすごいと思う。
10年前に気象庁の方から聞いた、
「空気中の水分率がどーのこーので、
上空何千mでどーのこーので・・・
だから、かなり確度が高いんですよ」
という僕が説明できない説明を聞いて、
妙に納得したことがありました。
見たことも無い、
未来の状況を、
過去のデータと、
現在の状況を加味して、
「これだ!」
というものを出してしまう。
本当に凄い事だと思います。
そういった最新情報を、
今僕たちは手軽に、
手に入れることができます。
その情報を使って、
自分なりの予定を立てていく。
そうやって海や山に出かけてます。
ほんまにありがたい。
でも、
自然は気の向くまま。
予想とは違う面も見せてくれます。
10年前に、
伊豆熱川から、
伊豆大島までOC1で渡った時のこと、
途中で島の漁師さんとあった時に、
「あと30分もしたら南が凄い吹くぞ。
気をつけていけ」
と言われたのを思いまだします。
予報では南は吹くけど、
そんなに酷い風ではありませんでした。
ふ〜んというくらいの感覚でしたが。
ほんまに30分後に、
10m以上の南が入りました。
その時は無事に島にたどり着けましたが、
黒潮の分流が大島の西側に、
ズイッと入って来てるような時でしたら、
もしかしたら千葉沖まで流されていたかもしれません。
あの時の漁師さんは、
僕の中のヒーローです。
いったいどんなものから、
あの風が来るのを感じてんでしょう?
潮や風や雲の変化とか、
小さなサインを読み取っていたのかなあ。
それからは、
海や空の状況をよく見るようになりました。
いまだに、
30分後に風吹くぞ!!
というレベルには達していませんが、
引き続き見ていきたいなと思っています。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます
〜はれるんをお守りに欲しいクラブ〜
『モクプニアウトリガーカヌークラブせとうち』
代表
フジオ (小林富士雄)
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