OCパドル：OC６のステアリングは欲望との戦い
OC６のステアリングをしていて、
ここのところ思うことがあります。
欲との戦いだなと。
OC６は６人で漕ぎます。
前から１番、２番、、
スアリングは６番がメインでやります。
それぞれ役割がありますが、
ここでは割愛するので、
お時間あったらHPを参照してください↓↓↓
アクティビティー | 日本広島県江田島市 | モクプニアウトリガーカヌークラブせとうち
６番シートはステアリングとともに、
パドリングもします。
海況から読み取って、
他のクルーへの声かけもします。
その中には指示も含まれています。
言うなればカヌー全体のマネジメントを、
しているわけです。
いかに効率よく、
いかに速く、
いかに心地よく、
いかに安全に目的地にたどり着くように。
あれもこれもやらないといけない、
そんな状況になると、
もうちょっと漕いだら速くなる、
と漕ぐ事への欲望が、
ふつふつを湧いてきます。
そこで漕いでしまうと、
OC６が蛇行する原因を作ったりします。
下手をするとフリ（転覆）することもあります。
上にあげた４項目があります。
（効率、速く、心地よく、安全）。
その中で一番優先させるのは安全です。
その安全がおろそかになってしまうのが、
その他の３つの要素を得たいと強く思う、
欲望になるということです。
その欲望をうまく抑制させて、
全体を滑らかにしていくのが、
非常に重要なマネジメントになります。
レースのような、
ある程度第三者から管理されているような、
そんな状況であれば、
最低限の安全を担保して、
速さと効率に傾倒していっても、
目的地にたどり着けるかもしれません。
普段の練習や、
他の島への旅とかになると、
そうもいきません。
そこで気持ち良さや、
速さに傾倒していってしまうと、
後悔では済まない事態が、
起きる可能性が大きくなります。
それを知っていながらも、
人間は快楽の甘美な匂いにやられます。
その欲望との葛藤。
欲との戦い。
そんな事も感じながらパドリングしています。
これはOCに限った事でもなくて、
SUPや他スポーツや、
日常生活や、
人間関係や、
仕事でもありうる事だと思います。
〜過ぎたるは猶及ばざるが如し〜
肝に命じて、
また海に出ていきます。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます
〜江田島がんねムーンビーチを拠点とするクラブ〜
『モクプニアウトリガーカヌークラブせとうち』
代表
フジオ （小林富士雄）
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