まだまだ勉強中
火の扱い
誤った扱いをすると
そらそら恐ろしいことになる。
自分自身もまだまだ勉強中。
これは一生続くのだろう。
都会のど真ん中で育った僕は、
高校出るくらいまで、
まともに焚き火をする経験がなかった。
火がつくと
炎が上がり
煙が立ち込め
その両方が集まって一緒に上に向かっていく。
そんなことは頭では解っていたが、
身体では理解していなかった。
以前、精密部品を製造する会社にいた。
常に最先端の物を作っている会社。
日に日に進化するその業界、
供給するものも強烈な速さで進化していた。
当時お世話になった方は、会社の製造部門のトップを長くやっている人。
新しい情報も、誰よりも早く手に入れて、
そして誰よりも早く、そのじょうほうを理解して、自社の糧として還元していた。
ひょんなことから、僕にとってはチンプンカンプンなことを、なんでそんな簡単にできるのかと聞いてみた。
「電気の線と線とが交わったところの信号を拾う、それが40年前にやっていたこと、その簡単な構造でやっていたから、いまも理解ができる。もとを正せば構造は一緒だから。」
と言っていた。
ことの本質を僕に伝えてくれるひとが何人がいてくれた、その上司もその中の一人。
電気の世界も火の扱いも他のものも、
本質を理解することが大事。
まずは自分自身で理解して、
周りのひとたちに伝えて生きたい。